はじめに
以前の記事でマクロを実行する際、タブから実行まで複数の手順があり、マクロの連続の実行には少々手間がかかるということを実感しました。
今回、最終的にはクリックのひと操作でマクロが実行できるようになりました。
3通りのマクロのショートカットの作成の仕方は以下の通りです。
以前の記事では簡単なマクロを実行していました。
参考書籍
VBA初心者の私がVBAの勉強に主に使用させていただいている書籍になります。
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ショートカットキーに登録
実行結果
今回は「Control」+「m」でマクロが実行されるようにしました。

手順
Excelの「開発」タブより「マクロ」をクリックする。

ここまではマクロを実行する時の手順と同じ。
今回は、続いて出てくるメニューで右下の「オプション(O)…」をクリック。

「マクロオプション」というメニューが出てくるので、「ショートカットキー(K):」の下のボックスに好きなキーを入力します。
今回はキーとしてマクロの「m」を入力しています。
入力したら右下の「OK」をクリックします。

以上で設定は完了です。
シート上で設定したショートカットキーを打てば実行結果で示したようにマクロが実行されます。
クイックアクセスツールバーにボタンを作成
実行結果
上部のクイックアクセスツールバーのボタンをクリックするとマクロが実行されます。

手順
まず上部にあるクイックアクセスツールバーにある下向きのくの字をクリックします。
すると「クイックアクセスツールバーのユーザー設定」というタブが出てきます。
そのタブの下から2番目の「その他のコマンで(M)…」をクリックします。

すると「Excelのオプション」というウィンドウが出てきます。
ここでアクセスツールバーをカスタマイズします。
まず「コマンドの選択(C):」よりプルダウンメニューから「マクロ」をクリックします。

すると、左側の枠内にマクロ名が出てきますので、実行したいマクロ名を選択し、中央にある「追加(A)>>」をクリックします。
右側の枠にマクロ名が追加されたら、右下の「OK」をクリックします。

すると画面がシート上に移り変わり、上部のクイックアクセスツールバー上に小さくマクロ実行のボタンが追加されたことが分かります。

以上で作業は終了です。
ボタンがクイックアクセスツールバーに追加されたことが確認できたら、後はこのボタンをクリックすることで、実行結果で示した通りにマクロが実行されます。
シート上に実行ボタンを作成
実行結果
シート上にボタンを作成し、それをクリックすることでマクロが実行される。

手順
「開発」タブより「挿入」をクリックします。
すると下に「フォームコントロール」メニューが出てきますので、その中の一番左上の四角の「ボタン」のアイコンをクリックします。
その直後、シート上でマウスをドラッグし、ボタンを設置する範囲を指定します。

ドラッグしてマウスを離すと、「マクロの登録」というウィンドウが出ます。
その中の「マクロ名(M):」から実行したいマクロ名を選択し、下にある「OK」をクリックします。

すると、ボタンがシート上に現れます。
ボタンにはテキストを入力できるので名前は分かりやすく変更して下さい。

以上で作業は終了です。
あとは、シート上のボタンをクリックすると、実行結果で示したようなマクロが実行されます。
まとめ
複数回の手順を踏まず、1操作でマクロが実行できる方法を紹介させていただきました。
VBAに限らず、エンンジニアとしての技術は私も勉強している最中ですので、基本的なことを記述することが多くなると思います。
少しでもご参考になればという思いで書かせていただいています。
記事に対して反応してくださる方もいらっしゃるので、とても感謝しております。
引き続き頑張って参りますので何卒よろしくお願いいたします。
以上、最後までありがとうございました。
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